スレイヤーズが酷評されていた時代。
スレイヤーズは、最初は総スカンだったらしいし。入賞したときに、「このタイプの小説は二度と入賞できないでしょう」ってわざわざ書かれていたものなあ、だけど5年とたたずほとんどがスレイヤーズ風になったわけだ。
そーいや、たまごっちも、最初はバンダイが企画をはねたらしいね。こんなもの、売れるわけがねーー!ってさ。当時の企画者は女子高生だったかな? 結局大ヒットして、あわてたバンダイが企画を買い取ったとか・・・
エヴァンゲリオンも、当時のロボットからするとかなり商業的価値が低かったとか。バンダイも最初はねたそうだよ。合体変形要素のないプラモ、は絶対に売れないんだっていう主張があったそうな。
ロボットからフィギュアになって、考え方が変わったんだろうなあ。たぶん、変化の時期は1990年代中盤暗いだろうね。そういや、バンダイって2000年くらいに合併したっけ? やっぱり、経営理念が通用しなくなってきたんだろうな。
といいますが、合体変形の要素って初代ガンダムの時代から、製作者側からは嫌がられていたんだっけ? だけど、バンダイは合体変形を押し通して売り上げを大きく上げたんだ。30年前だと確かに有効な手段だったんだね。15年前から怪しくて、10年前には通用しなくってたけど。
いわゆるGメカーシリーズの登場。、コアファイターからの合体シーンとかを毎回アニメの冒頭でやること。これはバンダイの商戦だったようす。
バンダイが経営傾く前には、根本の経営理念がすでに時代遅れになっていたんだろうな。たまごっちやエヴァンゲリオンのフィギュアだけでは、売り上げが伸びても、会社そのものを支えていくことができなくなっていったわけだ。
NTTもISDNにむっちゃ力入れていたものなあ。だけど、すぐにADSLから光へと変わって。あの時代の遅れが、日本のIT化を遅らせて、ソフトバンクの介入を許したって話しだし。変化に対する耐久力はほしいなあ。
業界の裏話、時事話とかは、みなさんお好きですか? 結構リツ&お気に入りがあるので、またやります。
編集者が嫌い、読者が求めた小説がスレイヤーズだったんでしょうね。