指導者に必要な資質
村でも都市でも、国でも。銀英の言葉を借りれば、「少数による多数の支配」になるわけだ。王や諸侯の苦悩を、村長がなぞればいいんだけど・・・大きな問題すぎると村長らしくなくなるかなあ。
あんまり、出来すぎた人間だと、村長らしくない。だけど、反対に超ボンクラな君主、諸侯だと違和感がない・・・。無能なボンボンが責任者っていうのは物語にもってこいだし。つまり、諸侯のレベルを落とした方が、「村問題=都市問題」を成立させやすい?
組織の長の一番の役目は、率いるものを飢えさせないこと、らしいですね。一家の大黒柱、エジプトのファラオ、村長も、都市を治める諸侯も、王も、これを怠ると組織が崩壊する。
・・・ただし飢えをテーマにすると、煌びやかな物語からは遠ざかるのが問題かなあ。地味で残酷で、卑しい争いが繰り広げられてしまう。・・・せめて、短く話を終わらせないといたたまれないな。
飢えの定義を心まで伸ばすと、更にテーマは広がるぞ、と助言をもらいました。
心の飢えをテーマにすると、産業革命の時代の特に子供の環境とか、ローマ時代のパンと娯楽を与えよのジュリアスシーザーの時代とかになるかな。豊かさと引き換えに、失ったものをテーマに・・・。ドラマの素材がわんさとありそうだ