表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/66

「フィクションである」って書かなかった作品のこと

以下の文章は、断片的な情報の組み合わせで結論急いでいるから、間違いもあるかもよ。


ダヴィンチコードが、問題になったのは、「これはフィクション」っていう一文を書かず、「現実です」で書いちゃったことが問題だったわけだ。


とくに問題になったのは、キリストが結婚してたってこと。宗教やイデオロギーの基本として、偉大な人物の人生をなぞったり、真似をしたりするところになるわけ。


キリストやマリアの人生の行いをなぞることが、神に仕えるものの役目になるわけ。それなのに、キリストが結婚していたとなると、そりゃ大変


この一文はつまり、生涯結婚をしていなかった、キリスト教徒の行いを否定することになるからね。



「とある禁書」でかかれたことが、問題にならない、っていうといいすぎだけど、大きな問題になっていないのは、フィクションっていう前提を崩していないからか、だと思う。


原理主義っていうのがあるの。聖典に書かれていることがすべて正しいっていう思考を持つ人たちのこと。だから、化石が発見されたら、ノアの箱舟伝説の時代にできたものだって考えるらしい。


科学的立証が、聖書と反する場合、聖書を優先で考えてしまう。中世に比較的広がっていた考え方だよね。ガリレオさんの考えを否定したのも、この考え方に近いだろうね。


ちなみに、ダヴィンチコードの過去の話として出た「天使と悪魔」はここに直撃をかけているわけ。勇気があるというか、なんというか・・・


宗教的前提を踏まえてみると、面白いんだけど、映画を見る限りよくわからない。見る側の、知識を前提としていたのがダヴィンチコード。日本人の宗教観にはあいにくい作品だと思う。



 ヨーロッパでは、ダヴィンチコードが問題になった。


 だけど、キリスト教圏、イスラム教圏という広い視野で見た場合、ナルニアの方が問題が多かったらしいです。


 日本じゃほとんどニュースにもならなかったけど・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ