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現実 ーリソウー5



 文化センター前の停留所でバスから降りた。私が出会ったことのあるどの大型カフカよりも大きな煉瓦色の建物を見上げる。

「久しぶりに見るとおっきい建物だねぇ」

 莉乃はこくりと頷き、

「敷地面積約五千平方メートル。地上四階、地下は二階まであって、今日行く小ホールの他に、大ホール、レストラン、図書館とかもある複合施設」

「なにそれ調べたの?」

 再び頷いた莉乃の手には文化センターのパンフレットが握られている。バスの中でなんか熱心に読んでると思ってたら。

 でもそんな施設だったんだ。中学の授業で来たけど殆ど記憶にない。

「もう開場時間だから行こう」

「そだねー」と並んで歩き出したところでスマホが鳴った。仕事用じゃなくて私用。

「流華、鑑賞中は電源切っとかないと駄目だよ」

「うん。それは分かってるし、智幸ともゆきにも終わったらまた連絡するーって言ったんだけど……」

 ってうげっ。デカデブじゃん。しかも電話!? メールが面倒臭いからって電話もできるコミュニケーションアプリ教えたの失敗だったなぁ。

 思わず顔をしかめるなんて凡ミスをしたつもりはなかったけど、何か変な様子を感じ取ったのか莉乃は「どうしたの?」と小首を傾げる。それでも人のスマホを覗こうとしないあたりいい子だ。

「ううん。なんでも」

「そう?」

 少し心配そうな表情。基本無表情だから微妙な変化でしかないけど。

「ちょっと電話。莉乃、先行ってて」

「うん」

 トコトコ歩いていく背中をしばらく見てからスマホに視線を落として通話をタッチした。

「はい」

『る、流華?』

 吃り気味なデカデブの声。初めて名前を呼ばれて背中がゾワゾワした。笑顔ひきつってないかな。

「諸山さん、こんにちは。どうなさったんですか? 急に電話が来たんでビックリしましたよー」

『あ、あぁ、う、うん。えっと、る流華、今どこにいる?』

「今ですかー?」

『あ、当ててみせようか?』

「えっ?」

『ふふ。境桜さかいざくら文化センターでしょ?』

 悲鳴をあげながら跳び上がりそうになるくらいの悪寒を背筋に感じながら周囲に目を向けた。たくさんの気配、視線。その中から一番粘っこいものを感じ取って振り返る。

 十メートルほど離れた場所に気持ち悪い笑みを浮かべたデカデブが立っていた。跨がっている電動自転車を含めて全身をブランドで着飾ってはいるけど豚に真珠。何故だらけた身体にフィットするような服装を選択したのか理解に苦しむ。結羽ちゃんみたいに大きめのサイズを着るくらいでちょうどいいだろうに。

『びびびびっくりだね、こ、こんなとこで会うなんて』

「そうですねー!」

 ストーカーしてたわけじゃないよね? 家から尾けられてたら私も莉乃も気付くと思うし……。いや、どっちにしろ気持ち悪いけどさ。何が気持ち悪いってやることが気持ち悪い。普通に話し掛ければいいのに(いや、話し掛けないでくれるのが一番なんだけど)、なんでドラマみたいなことするんだろう。恋人からされたら嬉しいかもだけど。

 デカデブはスマホをしまって自転車から降りて近付いてくる。有名なメーカーの高級電動自転車。こんなん乗ってるから痩せないんじゃないかな。

「きょ、今日はどうしてこんなとこに?」

 どもらないと喋れないのかな。吃音症?

「友達に誘われて扇野二中の演劇を見にきたんです」

「と、友達ってさっきの紋水寺莉乃?」

 あぁそっか見てたよね、と思う前に、デカデブが莉乃を呼び捨てしたことに苛立ちを覚えた。顔には出さないけど。

「はい。前に任務中助けた(らしい)子に『よければ見に来てください』って言われたらしくて」

「へぇえ……。そそれっておおお女のの子?」

「え? あぁ、いえ。男子みたいです。中学三年生っていってたかな……?」

「だ大丈夫なの、それ?」

「えっと、何がですか?」

「し、しししっし下ごここころとかああるんじゃ」

 ギリギリ聞き取れるけど、なんで段々ひどくなってくの?

 そういえばあさやけ園にも吃音の子がいた。その子はちょっとテンションが上がったり怒ったり、興奮状態になると症状が出やすくなるみたいだったから、デカデブもそんな感じなのかな。

「あはは。下心があるかは分からないですけど、でも大丈夫ですよ。莉乃はそこら辺のガード固いですから」

「る、流華は?」

「私も大丈夫です。だってーーーー」

 あ、お父さんのこと考えると彼氏いるとかいうのはまずいかな。ご飯食べた時もカマトトぶっちゃったし。

「えっと……、好きな人がいるのでー」

 これならデート中に遭遇しても『付き合うことになりましたー』で誤魔化せるし、脈なしも示せて一石二鳥。

「すす、す好きな人? だ、誰?」

 言うわけないじゃん。

「それは内緒です」

「ふ、ふぅん、へぇ。そそそうなんだ」

 動揺してる動揺してる。やっぱり私のこと好きだったのかな。

「じ、実は、おお俺も好きな人がいるんだけど」

 うん?

「へぇ! そうなんですか!」

「う、うん」

 ずいっと近付いてくる。デカデブというあだ名から分かるように、接近されるとかなりの威圧感がある。あと、なんか臭い。汗なんだろうけど異常に臭い。

 っていうかコレもしかして勘違いされてる? 脈なし宣言で脈ありだって思っちゃってない?

 両手が肩に置かれた。じめっとして生暖かい。

「る、流華」

 ぬお。顔近い。頭から捕食されそう。ってか告白はまじで困る。お父さんの仕事と私の事情を考えると今までの関係がベストなんだってば。どうしよ。付き合った方がいいのかな。いや、それは絶対に無理。

「おおお俺も君のことがーーーー」

 そ、そうだ。じゃあここはとりあえず保留にしておいて、お父さんとお母さんに相談しよう。彼氏がいることを正直に話せば別れてまで付き合えとは言わないだろうし、デカデブのお父さんも細かいことを気にするタイプには見えなかったしーーーー。

「流華!」

 突然聞こえてきた声と同時、莉乃がデカデブと私の間に割って入ってきた。

 私と莉乃の身長差はたった五センチ。これは初めて会った頃からほとんど変わることがない。なのに、何故か、莉乃の背中は大きく感じる。昔からずっと。

 そして、僅かに見える横顔には珍しく感情が表れていた。

 明確な敵意。子供を背中に隠して威嚇する野性動物みたいな顔。

「り、莉乃!」

 今にも飛び掛かりそうで、そして殺しちゃいそうで、慌てて服を掴んだ。

「この人知り合いだから大丈夫!」

 莉乃は振り向いて僅かに額に皺を寄せた。

「でも……」

「大丈夫だから。ねっ? 中で待ってて。すぐ行くから」

 きっと莉乃には分かったんだ。私が本当は嫌がってて、すごく困ってることが。

 背中を押しても動こうとしない莉乃に口パクで『デカデブ』と伝える。一連のことはとっくに話しているから、それで事情を察してくれたらしく、心配そうにしながらも文化センターへ歩いていった。

 割って入られる際に軽く叩かれたのか、右の手首に触れたまま唖然としているデカデブに向き直って頭を下げる。

「ご、ごめんなさい。前にストーカーみたいな人に付きまとわれてから、莉乃、心配性で……」

 嘘だけど。でもストーカーは本当。莉乃の心配性は昔っから。

「あ、うん。いやでも徒花が一般人手をあげるのは良くないんじゃないかな」

「ごめんなさい。後で私から言っときますから」

 もう一度頭を下げる。

「流華、顔上げて」

 神妙な顔を作ってから頭を上げる。

 デカデブの顔が目前に迫っていた。

 寒気を感じるより早く、殆ど反射的に両手を前に突き出す。

 両手は脂肪のついた腹部を押すかたちになり、デカデブは「うっ」と呻き声を上げてうつ伏せに倒れた。やば。みぞおち入っちゃった?

「いたた……、流華、そんな照れなくてもいいのに」

 戯言を吐きながらゆっくり立ち上がるところを見るに平気そう。ていうかさっきまでの吃りはどこいったの?

「流華、俺は怒ってないよ。紋水寺莉乃のことも、今のことも」

 あぁ、そっか。

 こいつ吃音なんかじゃない。明らかに立場が弱い相手にしか堂々と接することが出来ない、ただの屑だ。

 相手するのも面倒臭い。

「本当にごめんなさい! それじゃあもう開演時間なので失礼します!」

 小さく頭を下げて駆け出す。後ろからなんか声が聞こえてきたけど無視。

 文化センターに駆け込むと、玄関ホールのソファに座っていた莉乃が腰を上げた。

「流華、大丈夫だった?」

「うん。あはは、びっくり。こんなところで会うなんて。それよりもう開場時間でしょ? 行こ」

 莉乃は首を横に振る。

「開演まであと三十分もある」

「でも良い席とりたいでしょ?」

 早い者勝ちの自由席。最悪、立ち見になっちゃうかもしれない。でも莉乃は「大丈夫」というと横を向いて一点を指差した。その先にはカフェがある。

「少しお茶していこう?」

 気付いてるのかな。私の心がなんかぐちゃぐちゃになってることに。

 それだけで少し心が形を取り戻した気がした。

 笑って頷く。

「じゃあそうしよっか」


 でも結局、私達は演劇を観ることが出来なかった。

 徒花と一般人が揉めているという通報により駆け付けた警察官から軽い事情聴取を受け、その後、事実確認のためデカデブも呼び出すことに。

 この時点でもう最悪な気分だったのに、十数分後に母親同伴でやってきたデカデブが『いきなり突き飛ばされた』なんて言うから更に面倒なことになってしまった。目撃者の証言から私への疑いはすっかり晴れたし、莉乃もおとがめなしになったけど、もうその頃には演劇はとっくに終わっていて、しかも騒動を受けて隊長やお父さんお母さんまで来るし、もう大変で本当に最悪だった。

 翌日には実家に諸山さん夫妻が来て、謝罪と、これから娘さんに連絡は一切させませんと言って帰っていったらしい。

 これでデカデブ関連は一件落着。面倒なメッセージのやりとりもなくなって元のストレスフリーな生活に戻れたし、色々あったけど結果的には万々歳。

 でも、あれから一ヶ月経って、最近は莉乃の周囲が変化しつつあるみたいだった。私みたいに悪い方にじゃないけど。

「先輩!」

 夕方の通学路に大声が響く。

「うっす! お疲れ様ですっ!」

 ぐわっと頭を下げる学ラン男子、くすのきたける君。二月か三月くらいにお礼を言いに来たことは(声がうるさすぎて)覚えてるんだけど、助けたときのことはやっぱり思い出せない。

「健、部活はどう?」

「うっす! 雑用しながら勉強してます! 先輩達に見られても恥ずかしくないくらいの演技をしたいですから!」

 ちなみに四月の発表会での演技は大好評だったらしい。ためしにやってみてもらって『えぇー!?』と言われた時は素で五秒くらい固まっちゃったけど。

 そのまま三人で歩き始める。いつものように莉乃の隣についた健君は最近の部活の様子を大声で楽しげに喋っている。

 仕方ないとはいえ雑用係なんてやらされてるのに、なんであんなに楽しそうなんだろう。さっき言った通り色々得るものがあるからかな。

 ひたすた喋る健君に、たまに相槌をうつ莉乃と私。言葉数でいえば多分私の方が多いくらい。でも健君の目はずっと莉乃に向いている。

 こうして一緒に帰るようになった頃は『莉乃のこと好きなんだろうなぁ』って内心ニマニマしてたけど、しばらくすると健君の莉乃への感情は私の知る恋とは少し違うことに気付いた。

 愛でも恋でもなく、まず第一に尊敬がある。そこから他の感情、それこそ愛とか憧憬に派生している感じ。だから恋にはならない。莉乃も『弟みたいな感じ』って言ってたし。

「あ、そうだ! 冨田先生から演劇の割引券をもらったんす! 俺行こうかと思ってるんですけど、よかったら先輩達も一緒に行きませんか!?」

「いつ?」

「今週の日曜っす!」

「えー、じゃあ私無理だ」

「何か予定があるんすか? あ、彼氏さんとーーーー」

「違う違う。公休だから実家に帰るんだよね」

 まぁどっちにしろ行かないけど。

「そっすか……。紋水寺先輩は……」

 莉乃はボーッと空を見上げている。色々考えている時の癖。

「莉乃、結羽ちゃんのこと気にしてるの?」

「ん、うん」

「いくら気にしても勝手に一人で突っ走っちゃうと思うよ?」

「でも……」

 やっぱり言うべきじゃなかったかなぁ、結羽ちゃんの部屋から咳き込む声が聞こえること。あれから前より気に掛けてる風だし。

「空木さん、なんかあったんすか?」

 前傾姿勢になって莉乃越しに私を見ながら健君が訊いてくる。

「いつもと同じ、単独行動が目立つなぁって話」

「そうなんですか? んー、助けられてる側が言うのもなんですけど確かにちょっと心配っすね」

「人が襲われてるとかなら先に戦闘に入っちゃうのもしょうがないけど、そうじゃない場合もあるからねぇ」

「まさに戦闘狂って感じっすね」

「健、それは失礼」

「す、すんませんっ!」

 でも結羽ちゃんが世間一般からそう思われていることは莉乃も知ってる筈。

 楽しげに笑いながら戦う。鬼みたいな力で、踊りながら。あれ? 鬼みたいな笑みだっけ? まぁとにかく、鬼踊の命名理由はそんな感じだったと思う。

 でも私から見ると、ただの人の子にしか見えない。それも弱っちい小さな子。

 見て見て、すごいでしょ。って言いながら覚えたばかりの逆上がりを何度も親や友達に見せる子。

 褒められたくて、全く同じ事を繰り返すだけ。

 たまに見ず知らずの無責任な大人が褒めてくれるけど、すぐにどこかへ行ってしまう。

 そして最後は、また誰かが来てくれるのを待って一人でクルクル回るしかない。近くには誰もいない。公園の外から遠巻きに眺める人がいるだけ。

 いや、莉乃がいるか。褒めはしないけど、手を差し伸べて、別の場所へ行こうと言ってくれる存在。結羽ちゃんはその手を拒み続けてるみたいだけど。

 そんなことを考えながら莉乃の手を何気なく眺めていると、健君が急に「思い付いたっす!」と叫んだ。

「それなら空木さんも演劇に誘うっていうのはどうですか!?」

 えー。私的にはいくら恋に発展しそうになくても二人の間に邪魔者はいれたくないんだけどなぁ。

「うん。じゃあ誘ってみる」

 まぁ本人達がそういうならいいけど。今のままじゃあ莉乃の心にも悪そうだし。

「でも断られそう」

「莉乃、メールとか電話じゃ駄目だよ。顔を合わせて、後はガンガン押してく! 結羽ちゃん押しに弱いから! あと冷静になる時間は与えちゃダメ! 誘うなら当日!」

「うん、分かった」

 でも結羽ちゃんは断ると思う。理想の自分を守るために。

 不意にスマホが鳴った。鞄から取り出すと、電話の相手は智幸。そろそろ飽きてきたし別れよっかな。相手から切り出してくれれば楽なんだけどそれはないだろうしなぁ。

 莉乃と健君から一歩下がって電話に出る。

「はーい」

『流華、学校終わった?』

「うん」

『じゃあ連絡しろよー。結構待ってたんだけど』

「あはは。ごめんごめん。前に歩きスマホしてて壁にぶつかっちゃったから家に帰ってから連絡しようと思ってたー」

『ドジっ子かよ!』

「あはは」

 あはは。

『それでさ、俺、次の日曜日部活なくなったんだけど、どっか遊びに行かね?』

「あー、ごめん。日曜日は実家に帰ることになってて……」

『えー、マジかよー。じゃあ土曜日の夜は? 別にウチ泊まってもいいけど?』

 えぇ。めんどくさいなぁ。そんな気分じゃないし。

「ごめん、土曜日は莉乃と勉強するの。最近仕事が忙しくて授業に遅れてるから」

 もちろん嘘。

『勉強!? 流華頭いいんだろー? いいじゃん、勉強なんかしなくて』

「そういう智幸は大丈夫なの? 中間ヤバかったから期末で頑張らないとって言ってなかった?」

『うわ。嫌なこと思い出させるなよー。あ、じゃあ流華勉強教えてよ』

 しつこい。前まではこの馬鹿っぽさとかしつこいところも好きだったんだけど、最近は苛立ちを覚えることの方が多くなった。恋心が腐ってきてる。もう消費期限が過ぎてしまった。

「教えません。じゃあ切るよ? 家に着いたらまた連絡するから」

『あ、待った待った!』

「なに?」

『流華にセクハラしようとした諸山義明、今どうなってるか知ってる?』

 デカデブ?

「どうなってるってどういうこと?」

『制裁してるとこの画像とか動画が出回ってるらしいよ』

「制裁?」

『まぁ、簡単にいえばリンチ? ここら辺じゃああのことですっかり有名人だし、もともと虐められっ子っぽいじゃん? あれがきっかけですっかり標的にされてんだって』

 へぇー。

「えぇ、そうなの? 私のためにやってるなら止めてほしいなぁ」

『いやいや、流華はきっかけってだけ。後はやりたいやつが勝手にやってるだけだから流華が気にすることじゃないって。それに悪いのは諸山だしな』

「それはそうだけど……。智幸は誘われても断ってね」

『分かってるって。俺馬鹿だけど、退学になるような危ない橋渡ったりしねーから。あ、実は制裁画像友達にもらったんだけど流華も見る?』

「み、見ない」

 本音を言えばちょっと見てみたい。出来れば動画の方を。でも面倒に巻き込まれるのは嫌だからここは我慢。

 ペチャクチャと喋り続ける馬鹿っぽい声を聞きながら視線を前に向けた。

 楽しげに笑いながら話す健君。

 いつも通りの無愛想だけどどこか柔らかい表情の莉乃。

 少しだけ羨ましく思った。




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