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第九話 とあるクランとの契約

 眼鏡エルフによってカオスな状況になっていたのを収められた後、俺はクエストの完了報告をして報酬金を受け取り、魔物の討伐部位を売り払った。今日は、これで用事はほぼ終えて、俺の所持金は銀貨7枚増えた。報酬金で1枚増えて、魔物の討伐部位で6枚得た計算だ。ちなみに、今回売却した魔物の討伐部位は全てシルバーウルフの物。シルバーウルフたちは、北の森で採取をしている間に討伐していて、全部、風属性魔法のウィンドカッターで首を切り落として終わらせた。シルバーウルフの討伐部位は長く伸びた犬歯で、骨董品や短剣に加工されるらしい。

 また、その肉は中々おいしいので、食堂などに売りに行くことも可能なんだそうだ。一応、シルバーウルフの死体は全部アイテムボックスに詰め込んできているから、エイルの宿の方にこの肉を提供するのもいいかもしれないな。


 そういえば、まだ昼ご飯を食べてなかったよな………腕時計を見ると、すでに時刻は十五時に迫ろうとしている。今から食べ過ぎても晩御飯が食べられなくなることは間違いないだろう。かと言って、このまま空腹のままで過ごすのも、少しつらい物がある。現代日本人にとっては耐え難いことだろう。さて、どうするか。


 俺がそんな事を考えていると、それまで子供達とじゃれついていたレティアが俺に声をかけてきた。


「あの………ユート君?」

「あ…レティアさんでしたよね?なんでしょう?」

「この後、時間あるかな?助けてもらったお礼に何か御馳走したいんだけど」

「いいですけど、今は時間も時間ですし、食べ過ぎては晩御飯も食べられなくなってしまいます。何か、軽く食べられるものにしていただきたいんですが」

「うん、分かった。それじゃあ、私のクランのホームでお菓子を御馳走させてもらっても構わないかな?」

「えぇ、それなら、是非お邪魔させてもらいますよ」


 こうして、俺はクラン、「紅蓮聖女アぺフチ・カムイ」のクランホームへとお邪魔する事になった。


 クランホームとは、その名の通り、クランの拠点となる場所である。ちなみに、これは絶対に作らなくてはいけないという物では無く、むしろクランホームを持っているクランの方が少ないんだそうだ。まぁ、言ってしまえば、クラン専用で家を持つことになるんだからな。儲かっているクランではそういうのがあるのが普通らしいんだが、全部のクランが儲かっているわけじゃないだろうしな。

 という事は、この「紅蓮聖女アぺフチ・カムイ」は結構儲かっているクランという事になる。でも、クランリーダーであるレティアのレベルは12で、はっきり言って特別強い冒険者と言うわけでは無かったよな。むしろ、駆け出しを抜け出してやっと冒険者としての格がついてきたというレベルだったように思う。………そんな人物がリーダーをしているクランがホームを持っているなんて、どういう事だろうか?


 疑問はまだある。さっきから、俺の脚に抱き付いてきている子供達。こいつらは一体何なんだ?年齢的に、クランの構成員と言うわけでもなさそうだし、かと言って、クランメンバーの娘息子と言うわけでもなさそうだ。

 ………まぁ、そんな疑問とかは後でわかる事か。俺はそう思い直し、紅蓮聖女アぺフチ・カムイのメンバーたちに付いていく。


 そして、ギルドから歩き続けること十分弱。俺達はクランホームへとたどり着いた。


 敷地は、周りの建物と比較すると、大きい方だと思う。だが、クランのホーム自体はそこまで大きくない。何故なら、クランの敷地の中に、大きめのグラウンドらしきものがあったからだ。そして、そのグラウンドでは十人ほどの子供たちが思い思いに遊んでいた。


「………これは?」

「あぁ、ここが私のクラン、紅蓮聖女アぺフチ・カムイのホームなんだ。で、クランホームの敷地の中で身寄りのない子の面倒を見る孤児院を運営してるの」


 俺の呟きにレティアさんが誇らしげに答える。


 その後、少し詳しく話を聞いてみた。


 なんでも、このクランのマスター、レティアは実家がそこそこ繁盛している商人の家系のお嬢様らしい。で、彼女自身、実家から五年前に独立し、人の役に立ちたいと思い立って孤児院を運営し始めたんだそうだ。

 元々、実家にいた時から貯めていた貯金はそれなりの金額だったらしく、初めの方は問題なく孤児院を運営できていたという。だが、一年前、ついに貯金の底が見え始め、お金を稼がなくてはいけなくなった。そこで彼女が始めたのが、冒険者稼業。それもはじめの方は一人だけでやっていたらしいが、それでは必要分のお金を稼ぐことは難しかったため、半年前に自分でクランを立ち上げた。


 それが、クラン「紅蓮聖女アぺフチ・カムイ」。ちなみに、名前の由来はレティアの家が信仰していた宗教の神のひとりからとったらしく、その神は火と、人と人のつながりをつかさどっていて、まさに自分のクランにピッタリだ!という事で即決だったそうだ。


 まぁ、確かにこのクランは孤児院ありきのクランだからな。人のつながりと言うのは大事なんだろう。


 現在、クランのメンバーはレティアを含めて六人。皆、孤児院の隣に作ったクランホームの中で生活している。


 ちなみに、このクラン。紅蓮聖女と言う名前の割には、ちゃっかり男のメンバーもいたりする。………男の「聖女」とか、考えただけでも心が泣きそう。というか、泣いてる。現在進行形。これ以上の名前詐欺があろうかというぐらいだ。オレオレ詐欺よりも凶悪だぞ、これ。


 そんな事を考えながらも、俺はほかのメンバーたちに先導されてクランホームの中へと入る。そこで、俺はお茶とベリー系の実を使ったロールケーキを振る舞われ、それなりに有意義な時間を過ごすことが出来た。その後にはみんなでお互いに自己紹介などもした。レティア以外のクランメンバーの名前は殆ど知らなかったが、自己紹介をしあう事で覚えることが出来た。



 クランリーダー。赤髪エルフの美少女のレティア。主武器は片手剣。エルフ族は長寿な種族で、年齢の割には外見が若いらしいのだが、レティアは現在、23歳だという。


 サブクランリーダー。爽やかイケメン。ヒューマンでロリコンのノエル。主武器は長槍。20歳。


 紅蓮聖女の鍛冶担当。武器のメンテなら俺に任せろ!ずんぐりもっくりドワーフのダン。41歳。


 元レティアの奴隷。奴隷の身分から解放してくれたレティアを慕い、クラン設立当時から所属している、最古参美少女ヒューマンのヨミ。主武器はトンファー。16歳。


 紅蓮聖女の鎮静剤。常に冷静な眼鏡美人エルフのファニール。魔法が得意。ちなみに、彼女は29歳。


 紅蓮聖女のマスコット?!いつものんびりしている、狐獣人族のリーリア。弓を使う。18歳。



 これが、現在の紅蓮聖女の構成員全員だという。ちなみに、隣の孤児院で保護している子供達はクランメンバーではないらしい。だが、将来的にはクランに入る事を希望している子は多いんだとか。そのため、週に二回、子供たちに戦闘技術を教えてるんだそうだ。

 これが、現代日本なら物騒とかって騒がれてるのかもしれないが、ここはファンタジー異世界。自分の身を守れる方法はいくつあっても困らないので、上流階級の子供なら、幼いころから武術に励んでいる事は多いらしい。


 まぁ、そんな事は置いておいて。


 俺たち全員が自己紹介を終え、しばらく雑談をしていると、レティアが真剣な目をして、俺の方を見ている事に気が付いた。


「どうした?レティア?俺の顔になにか付いているのか?」


 ちなみに、自己紹介の時に、丁寧な口調は堅苦しいからといつも通りの口調で話すことをお互いに許している。それは、他のクランメンバーとも同様だ。


「ユート君、少し相談があるんだけど………」

「何だ?」

「私たち、紅蓮聖女に入ってもらえないかな?」

「……はい?」


 俺は、何を言われたのか分からず、思わず周りの面々を見渡す。他のクランメンバーも至って真剣な表情をしており、どうやら、レティアがこのことを言い出すのを知っていたようだった。


「………聞きたいことは山ほどあるんだが…何故だ?何故、俺なんだ?」


 俺自身、自分がどれだけ弱いかは理解しているつもりだ。それこそ、今は駆け出し冒険者の域を出ないだろうと予測できるほどには。しかも、俺のスキルは隠蔽で隠しているため、鑑定スキル持ちでないと俺の希少なスキルを知る事が出来ない。(相手のステータスを覗くスキルには「看破」と「鑑定」があり、看破はかなりの人数が所持しているものの、隠蔽スキルで隠された項目は覗くことが出来ない一方、鑑定は所持している人数が極端に少ないが、隠蔽スキルで隠されている項目も覗くことが出来る)

 だから、俺にはしばらくはクランのお誘いなど、来るなどとは思っていなかった。まぁ、どちらにせよしばらくは一人で気ままにやってみたかったので、一年ほどはクランに入らないことにしているから、クランのお誘いがあったとしても断っていたのだが。


「だって、ユート君、とっても効果が高いポーションを作成できるんでしょ?」


 俺の質問に当たり前だというようにレティアが返すが、俺自身にその心当たりが無かった。確かに、レティアには自作のローポーションを使ったが、あれが俺の自作などとは言ってなかったし、何よりも回復レベル6のローポで効果が高いとは自分で納得がいっていなかった。


「まぁ、確かに、俺はローポーションとかを作る生産職を目指してはいるが、まだまだなレベルだぞ?それに、レティアはどうやって俺がポーション類を作成しているってわかったんだ?俺がポーションを調合したのは昨日が初めてだっていうのに」


 俺が、日本人の美学、「謙遜」でレティアの口撃を交わすと、レティアは目を点にして驚いていた。


 理由を聞くと、昨日使ったあのローポーション、回復レベルは6だったのだが、この町で、それだけ回復レベルの高いローポーションを作れる調合師というのはいないらしい。そもそも、回復レベル5以上のポーションを作成するには、調合魔法の使用が絶対条件で、調合魔法を使える者というのはかなり限られているそうだ。そして、その調合魔法を使える人材はこの町にはいない。


 ポーションというのは制作されてから一か月ほどで効果が薄まってしまうため、調合されたポーションはその町で売られるのが一般的。だから、この町で回復レベル5以上のローポーションが手に入れられる機会というのはかなり限られていた。

 だから、俺が昨日調合した、回復レベル6のローポーションはこの町で限って言えば貴重な代物で、それを惜しみなく使えるというのはそのポーションの作成者、または大量にそれを他の町から買いだめしてきたもののみ。俺は外見や装備からして、遠出してきた人間には見えなかったため、ポーションの製作者だと当たりを付けたという事だ。


 そして、あらかたの説明を終えたレティアは「それに」と、言葉を続ける。


「私はキングゴブリンに連れ去られていた。でも、ユート君はそんな私を助けてくれた。ギルドマスターに聞いたけど、ユート君って、まだ駆け出しの冒険者で戦いにもそんなに慣れてないんだよね?」

「…まぁな」


 全く!何考えてんだよ、あの幼女ギルマス!ステータスの高さっていう、結構重要な個人情報をぺらぺらと喋ってやがる。まぁ、これはレティアや紅蓮聖女のメンバーを信頼してるからこその行動なんだろうが、如何せん腹が立つ。今度、文句を付けに行ってやろう。


 俺がそんな事を頭の隅で考えてている間にも、レティアの言葉は続く。


「そんな絶望的ともいえる状況の中で、私を助けてくれたユート君だったら、私たちみたいな集団とも上手くやっていけると思ったんだ……どうかな?」


 一通り言いたいことは言い終わったようで、不安そうな目で俺の方を見てくるレティア。どうやら、俺が返事をしなくてはいけない番の様だ。勿論、返事は決まっている。


「……すまない。俺は、しばらく一人でやっていきたいから、しばらくクランに所属する気は無いんだ」

「そっか…」


 俺の返事を聞いて、シュンとなるレティア。心なしか、エルフの特徴的な長い耳も下を向いているようだ。他のクランメンバーも、程度はさまざまだが残念そうな表情をしている。だが、俺の言葉はここで終わりじゃない。


「だから、そのかわりに俺と契約をしないか?」

「…契約?」

「どういう事だ?」

「……?」


 俺の言葉に、よく分からないといった表情をする、紅蓮聖女の面々。


 だが、これもしょうがない事だろう。俺たち冒険者とは、いつ、どこで命を落とすか分からない職業だ。その影響からか、冒険者達はどんな事でも長期的な『契約』を結ぶことはあまりない。


「あぁ、契約だ。俺はこの町から離れるつもりはないが、それはそっちも一緒だろ?」

「まぁ、孤児院もあるからね。離れるつもりはないけど」

「そうか。それなら、この契約は成立させることが出来る」

「……で、どんな契約なの?」

「簡単な内容だ。そっちは、できるだけ、薬草や霊草、毒草といったポーションの原料になる素材を集めて、俺の所に持ってくる。そして、それら十五本につき、俺はそれに対応したポーションを一本交換する、という感じだな」

「……っ!」


 俺の提案に、今度は驚きの表情を見せる、紅蓮聖女の面々。……ちなみに、おっとり系で何事にも動じないというリーリアだけはマイペースにおやつを頬張っているが、ここは無視しておこう。


 とりあえず、俺が提案したこの契約。これはお互いに大幅なメリットがある。

 お互いに薬草類やポーション類を適正価格以下で入手できるためだ。


「ユート君……そんな契約でいいの?」

「…?もしかして、この条件じゃ嫌か?」


 あれ?俺、それぞれの適正価格、間違えたか?


 それか………まさか、俺と契約的なのを結ぶこと自体が嫌だって事なのか?!くっ!痛む、心の中の古傷がっ!!


「い、いや、それだとユート君の方が圧倒的に損をしちゃうよ?」

「は?損?俺が?」


 どういう事だ?俺の計算だと、双方に同じぐらいのメリットが発生するようにしたんだが…まぁ、数学は苦手だったから、どこかで計算を間違ってたということもあり得るんだが。


 と、そこで口を開いたのはレティアでは無く、ノエルだった。


「いや…ユート。お前の調合するローポーションは回復レベルが高いから、薬草十五本程度じゃ、到底釣り合わないぞ?お前のローポーションなら、薬草三十本ぐらいが適正だ」

「そうなのか?」

「あぁ」


 なるほど、それなら、皆が驚いていたのも頷ける。確かに、ギルドで売っていたローポーションは良くても回復レベルは4だったからな。しかも、回復レベルが上がるほどに値段は高くなっていた。回復レベル4のローポーションでさえ、銀貨一枚はしていた。それに対して、薬草は十本で銅貨六枚。これなら俺が圧倒的に損だという事も頷ける。

 だが。


「それでも、俺は構わないぞ?」

「む……それはどうしてなのかな?」

「俺の調合なら、調合魔法を使う事で他の奴らよりも少ない素材で調合することが出来るしな。それに、この契約を結べば、お前たちとのつながりができるだろ?俺は今後この町で店を開く予定だし、今から顧客を作っておいて損は無いからな」

「……なるほどね。そんな思惑もあったわけだ。…うん。それなら、その内容で契約、お願いできる?」

「まぁ、口約束での契約だけどな」


 こうして、俺は、クラン「紅蓮聖女アぺフチ・カムイ」と一つの契約を結ぶことになった。まぁ、これで向こう側はポーションでの出費は抑えられるだろうから、孤児院を運営するのも、よりやりやすくなるだろう。


 その後、俺はレティアと契約内容を煮詰めた。その結果、決まったのが以下のような内容。


=============

ローポーション=薬草十五本

MPローポーション=霊草十五本

解毒ポーション=毒草五本+薬草十本

解痺ポーション=麻痺草五本+薬草十本

覚醒ポーション=眠り草五本+薬草十本

解乱ポーション=混乱草五本+薬草十本

=============


「よし、これで決まったな」

「うん。そうだね」


 俺たちはお互いに目を合わせ、「ニッ」と笑いあう。と、その次の瞬間、何故かレティアが顔を真っ赤にして俺から顔を背けてしまった。……一体どうしたんだ?


「……ユート、隠れ女たらし?」

「ほう……うちのリーダーを落とすとはな。やりよるな、ユート殿」


 横からリーリアとダンの二人が何か言っているが、独り言だからか、何を言っているのかが良く聞こえない。しばらくすると、レティアはこちらの方に顔を戻したが、特に変わった様子は無い。…まぁ、もうどうでもいいや。


「それじゃあ、今日の所はこれで帰るわ」


 もう、そろそろいい時間だ。時刻はいつのまにか十七時を回っている。もうすぐ、エイルの宿の晩御飯の時間が始まる。腹も丁度良く減っている事だし、さっさと帰って晩飯にありつくことにしよう。


「……うん。それじゃ、表まで送るね?」


 そう言う彼女の言葉に甘えて、二人でクランホームの正面まで移動した。外は既に夕日で赤く染まっており、人の通りはそれなりにある。だが、どこか皆そわそわしている。やはり、昼に発覚したキングゴブリンの討伐によって浮き足立っているんだろうか。


 そんな事を考えながら、俺とレティアはクランホームの前で向かい合う。


「すまないな」


 俺がそう言うと、レティアは首を横に振り、俺の目を見つめてきた。身長は俺の方が十センチほど高いので、下から上目づかいで見上げられている形となっている。


「ううん、全然いいよ。それより…今日、助けてくれて、本当にありがとう…あの時のユート、かっこよかったよ」

「あ…あぁ」

「うん。…それじゃあね?」


 彼女は、そう言うと、どこか慌ててホームの中へと入っていった。


 どうしたんだろう?あんなに慌てて。それに顔もどこか赤かったような…まぁ、いいか。


 俺はそんな事を考えながら別の事も考えていた。


 さて、これで定期的に薬草なんかを入手できるめども付いたし、顧客を獲得することもできた。そろそろ露店でもだすかな?

 それにしても、今日はずいぶんと薬草類を採取することが出来た。帰ったら、晩飯を食べて調合に勤しもう。


 そんな風に色々と考えては満足げな笑みを浮かべて、俺はエイルの宿へと歩いていく。








今回は、色々と物語の土台作り的な感じでした。


次回から本格的にユートが生産職としての仕事を始めます!(多分)

次回は二日後に更新の予定です!

それじゃあ、また。

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