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特別編2

愛宕のイメージ

黒髪ショート、武器はリボルバーと帝国海軍式軍刀

因みに私が艦これで一番好きな重巡洋艦はもちろん愛宕ですw

どうでもこうでもいいですけど強いですよね、あたごん

2023年8月21日深夜

日本海を航行するイージス巡洋艦愛宕艦上

「夏の大三角形が綺麗ね・・・・・・」

私がそう言うと隣にいた航海長の宮本大尉がそれに続く。

「あたご・・・・・・瀬戸霧の事、覚えているか?」

宮本がそう言うと私は「えぇ」と頷いた。


紹介し遅れた、私は愛宕、つまりこの船の艦魂だ。


それは兎も角、今から2年前の話をこれからしようと思う。


東京五輪招致成功による好景気は2年前の2018年頃から始まり、五輪が終わっても依然として好景気が続き、被災地の復興も進んでいた。

だが、2021年7月、金正元率いる北朝鮮が韓国へ侵攻し、朝鮮戦争が再開する事態に陥った。

私は勿論、日本国防軍となった海上自衛隊の主力として、国土防衛の為に獅子奮迅の活躍を見せる事になるが、その最中に喪失したある護衛艦が記憶に残っている、その子の名前は瀬戸霧(DD-155)という船で、私の航海長を務めている宮本大尉が前に勤務していた船だ。

~~~~~~~~~~~~~~回想~~~~~~~~~~~~~~~

武装工作員に占拠された佐渡島を奪還すべく海上自衛隊の第3護衛艦隊は最新鋭の航空機搭載護衛艦やましろ(※史実24DDH)を筆頭に、イージス艦である私にみょうこうと汎用護衛艦せとぎり、すずなみ、ふゆづきの合計6隻に加えて、戦車隊を乗せた輸送艦くにさき、しもきたが加わり、そして航空自衛隊のF-15及びF-2戦闘機とやましろ搭載の海上自衛隊所属のF-35戦闘機が常に上空を警戒していた。

艦隊の中でもせとぎりはもう既に船齢30年が経過した老朽艦であったが、せとぎりさんはそれも感じさせない様な力強い姿を見せていた。

「私も最後のお勤めが戦闘になるとは思っても見なかったわ、みんなの期待に添えるように佐渡島奪還のお手伝いをしますね!」

せとぎりさんは最後の任務である事を知っていたらしいけど、妙に明るく、みんなの士気を鼓舞していた。


佐渡島奪還作戦が始まると、私やみょうこうさんから最初にSSM-3が発射され、北朝鮮軍の陣地を攻撃し、上空のF-2戦闘機やF-35戦闘機がASM-3巡航ミサイルにAGM-65ミサイル対戦車ミサイルにJDAMこと統合(Joint)直接(Direct)攻撃(Attack)爆弾(Monution)を発射し、最後に私とふゆづきさんの12㎝艦砲Mk-45で沿岸にある北朝鮮軍関連施設や通信所を誘導砲弾で叩き潰す。


順調に作戦が進んでいると思われた直後、北朝鮮軍は輸送艦くにさきに木製輸送機AN-2を用いてシルクワームを発射、同艦を損傷させたのである。

痛いよ~と泣き叫ぶくにさきをすずなみがひっぱり、撤退するくにさきを曳航するすずなみと護衛のふゆづきに代わって他の船が来るのに要する時間は12時間、その間私は、艦隊の防空も担当せねばならない事もあり、仲間を守れないジレンマを感じた。


撤退しようとするくにさきを追撃すべく次々と襲いかかるAN-2からせとぎりが献身的にくにさきを護る、やがてボロボロになったせとぎりは速度を急速に低下させ、とどめの1発が炸裂し、大きく炎上したのである。

「もう、ここでお終いね・・・・・・さようなら・・・・・・みんな」

せとぎりがそう言うが、彼女は一向に沈もうとしない。

乗員たちが脱出し終えると、彼女は船尾から垂直に沈みだした。


そして宮本2尉は私の乗員に助け出された直後から2年近く、舞鶴基地を母港とする私に勤務している。


~~~~~~~~~~~~~回想終了~~~~~~~~~~~~~~

「俺はみながせとぎりを忘れても忘れはしない、最後の最後まで踏ん張って俺たち乗員を救ったからだ・・・・・・」


宮本は夏の大三角形を見ながらそう呟き、夜空へ敬礼した。

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