表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
997/3502

十六

 やがて自室に戻ってきたお二人さん、叔母さんが相手を見やりながら


「幸せそうだねえ、蕾ちゃんって」


「はい! 日々、充実してますう!」


「そっか、そりゃよかった。で、確か与力様の……」


 この時、蕾が人差し指を唇に当て


「シッ、ですう。障子に耳あり壁に目あり、ですう」


「ん? 逆だねえ。壁に穴あけたら、すぐにばれちゃうよ」


「お、そうでしたあ」


 そして昔話に花を咲かせている二人。やがて


「あら、そろそろお見えになる頃だね」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ