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百一
「で、でも」
破近、反論してくる喜助の言葉を遮り
「人ひとり、金のために手をかけてるんやで? そんならな、仮に七人の中に共犯者がおったとしたら、そいつの身も危ういわな?」
「え? そらそうだ!」
驚いてる喜助に、さらに破近
「そらやったらな、昨日の面通し以前にさっさと始末してるんちゃうか? 本人のおらんとこで、それこそ何言われるかわかへんわな」
だが、喜助も負けずに
「だから昨日は逃げたんですって、その馬の骨って!」
「で、でも」
破近、反論してくる喜助の言葉を遮り
「人ひとり、金のために手をかけてるんやで? そんならな、仮に七人の中に共犯者がおったとしたら、そいつの身も危ういわな?」
「え? そらそうだ!」
驚いてる喜助に、さらに破近
「そらやったらな、昨日の面通し以前にさっさと始末してるんちゃうか? 本人のおらんとこで、それこそ何言われるかわかへんわな」
だが、喜助も負けずに
「だから昨日は逃げたんですって、その馬の骨って!」
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