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十九

 その後、顔を洗おうと階段までやってきた姐さん。


「ふわあー」


 やはり大きな欠伸をしながら、首をグルグルと回していると


「ん? 何事だい? やけに騒々しいねえ」


 階下では大勢の人間が、何やら言いながら集まっているのだ。

 その時、姐さんの姿を見つけた凧奴が


「あ、冷奴!」

 

 そして、すぐさま階段を駆け上がってき、再び相手を強引に部屋へと連れ戻しにかかった。


「ちょ、ちょっと、いきなり何するんだい?」


「い、いいから! 早く!」


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