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四十八

 これを隣で唖然と見ている、新米岡っ引きの宗吉。

 破近、そんな彼に


「なあ、そこの兄ちゃん。目障りやから、ご主人はんを早よどっか連れて行き!」



 宗吉が粗大ゴミを運んで行ったのを見届けた破近、ようやく


「ほな、皆はんを呼んできてや!」



 やがてゾロゾロとやってきた、まずは第一弾の四名。

 破近、これに目をやりながら


「ほな、右端から順に自己紹介……」

 だがすぐに、相手の目の付近にある青たんに気づき


「ん? 源五郎はんやな?」


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