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三十六

 藤殿、先を続け


「回りの客ら皆ともが知っている、公然の仲だと」


「ふうん。ほな、あとのお鷹とお鷺は?」


 これに、再び目を落とした藤殿


「えっと前者は栄町にある呉服屋の若奥さんで、その亭主とは倍くらい年が離れており」


「なるほど。仏さんは、所謂若い燕っちゅうわけやな? にしても、ホンマ鳥づくしやな!」


「ま、まさしくその通りで。それで後者は、宝町にある寺の住職の女房でして」


「はあ? んもう、しまいにバチ当たるで!」


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