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二十二
だが
「お言葉ですが、旦那。あの方って役に立つどころか、足を引っ張りなさるんで」
「は、はあ。にしてもあのオッサン、どこまで鼻つまみもんやねん!」
そして結局のところ――親分の相棒は、緑丸と決まったのだった。
ここは奉行所内の一室。早速、上司の吟味方に召集をかけられた同心らがいる。
「……ちゅうこっちゃ! で、そこのお二人さんな?」
これに立ち上がったのが、ヒョロッとした松殿に、ボテッとした桜殿の凸凹コンビだ。
だが
「お言葉ですが、旦那。あの方って役に立つどころか、足を引っ張りなさるんで」
「は、はあ。にしてもあのオッサン、どこまで鼻つまみもんやねん!」
そして結局のところ――親分の相棒は、緑丸と決まったのだった。
ここは奉行所内の一室。早速、上司の吟味方に召集をかけられた同心らがいる。
「……ちゅうこっちゃ! で、そこのお二人さんな?」
これに立ち上がったのが、ヒョロッとした松殿に、ボテッとした桜殿の凸凹コンビだ。
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