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九十七
「おお、ここにも原っぱがあるやんけ!」
思わず声を上げた鬼さん、すぐにその先まで目をやり
「ほうほう。ちゃんと小屋まで建っとるわい!」
これに青き目が
「小屋っちゅうより、あら離れやな。十人くらいは、軽く共同生活できそうやんか」
すぐさまその離れに近づいた青き目ならびに赤き鬼。
その戸口の前までやって来て
「ええか、お富? 今からは声を潜めるんやで」
「わかっとるがな」
「よっしゃ」
そう小声ながらも気合を入れた破近。
「おお、ここにも原っぱがあるやんけ!」
思わず声を上げた鬼さん、すぐにその先まで目をやり
「ほうほう。ちゃんと小屋まで建っとるわい!」
これに青き目が
「小屋っちゅうより、あら離れやな。十人くらいは、軽く共同生活できそうやんか」
すぐさまその離れに近づいた青き目ならびに赤き鬼。
その戸口の前までやって来て
「ええか、お富? 今からは声を潜めるんやで」
「わかっとるがな」
「よっしゃ」
そう小声ながらも気合を入れた破近。
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