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八十五
しぶしぶ、女房の隣までやってきた亭主。
そしてそれを見て
「われ、鳥肌出とるやないか」
これに破近、目をつむったまま
「しゃ、しゃあないやんか! んな事より、早よ引き上げっで!」
「メッチャ重労働やな、お富!」
「われ、案外力ないやんけ!」
そしてようやく、吊り橋を引き上げきったお二人さん
「も、もうアカン!」
「われ、小便ちびったんちゃうか?」
で、二人揃ってその先端に目をやると
「おおお! 焦げてるやん!」
しぶしぶ、女房の隣までやってきた亭主。
そしてそれを見て
「われ、鳥肌出とるやないか」
これに破近、目をつむったまま
「しゃ、しゃあないやんか! んな事より、早よ引き上げっで!」
「メッチャ重労働やな、お富!」
「われ、案外力ないやんけ!」
そしてようやく、吊り橋を引き上げきったお二人さん
「も、もうアカン!」
「われ、小便ちびったんちゃうか?」
で、二人揃ってその先端に目をやると
「おおお! 焦げてるやん!」
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