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五十七
「さすがにお日さんが覆われてる分、薄暗いわな」
天を見上げている破近。そこにお富さんも
「確かに、こら迷いそうやわ!」
そしてしばらく経ち
「ほな、お富。今日はこんくらいにしとこか? あんまり無茶したら、足が痛くなるさかいな」
「ええけんど。しかしな、猫の子一匹おらへんかったな?」
「ホンマやな。ほな次回のために、手拭はくくり付けたままにしとくで」
ようやく森から出てきたお二人さん。
だが、それを待っていたのは――
「さすがにお日さんが覆われてる分、薄暗いわな」
天を見上げている破近。そこにお富さんも
「確かに、こら迷いそうやわ!」
そしてしばらく経ち
「ほな、お富。今日はこんくらいにしとこか? あんまり無茶したら、足が痛くなるさかいな」
「ええけんど。しかしな、猫の子一匹おらへんかったな?」
「ホンマやな。ほな次回のために、手拭はくくり付けたままにしとくで」
ようやく森から出てきたお二人さん。
だが、それを待っていたのは――
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