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五十四

「お富な。仏さんになったって決めつけるにはな、まだ早すぎるで」


「どういうこっちゃ?」


「例えばな、森の中で縛られてるとか、どっかの小屋の中で監禁されてるとか……こんなんや」


 これに相手も大いに頷き


「お、なるほどなるほど。ほな、今から森ん中をお散歩すっで!」


 こう言うや否や、すぐに部屋を出て行ったお富さん。


「ホンマ、せわしないヤッチャな」

 そして破近、その背に向けて


「森の前で待っときや! すぐ行くさかいな!」

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