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四十一
「でもこれだけのお客様ですとね、一日でこの一個が空になるんですよ」
「そうでっかいな。ま、メチャ食いするおなごもいますさかいな」
「そ、そうなんですか?」
名前まで尋ねられてもまずいんで、ここで破近早々に
「ほなあまり邪魔しても悪いんで、行きまっさ!」
そして外に出てきた破近、裏の森の方に足を向けている。
やがて目の前に広がるものを見て
「そこまで深そうには見えへんけど、たいまつくらいは準備した方がええやろな」
「でもこれだけのお客様ですとね、一日でこの一個が空になるんですよ」
「そうでっかいな。ま、メチャ食いするおなごもいますさかいな」
「そ、そうなんですか?」
名前まで尋ねられてもまずいんで、ここで破近早々に
「ほなあまり邪魔しても悪いんで、行きまっさ!」
そして外に出てきた破近、裏の森の方に足を向けている。
やがて目の前に広がるものを見て
「そこまで深そうには見えへんけど、たいまつくらいは準備した方がええやろな」
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