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三十九

「ん? 何や?」


「あのお八重ちゅう女な、わてらの事を根掘り葉掘り聞いてきたんで、逆に夫婦仲の事を聞いたったんやわ」


「そっか。で?」


「ほなら、すぐにさよならって出て行きよったんやで? メッチャ失礼やろ?」



 そして昼前

 別荘の中を捜査中の破近。一方、すでに飽きてしまった女房は、部屋でお昼寝の真っ最中らしい。


 漂ってくる旨そうな匂いについ釣られ、厨房へと足を伸ばした破近。

 そこでは銀冶が、昼飯の準備に追われている。


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