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四
「ちょ、ちょっと待たんか!」
それに破近、立ち上がったまま
「どうせ通訳として、このわいも同席させる気でっしゃろ?」
これに木俣様が大きく頷き
「お、さすがに鋭い! まさにそのとおりじゃ」
「やっぱし……で、それっていつでっか?」
露骨に嫌そうな顔を見せる破近。
「十日ばかし先だが……おまえが、そこまで嫌がってる訳がわからん」
「ほなら、言いまんが」
破近、相手に顔を近づけて
「わいって、メッチャ船酔いするんですわ!」
「ちょ、ちょっと待たんか!」
それに破近、立ち上がったまま
「どうせ通訳として、このわいも同席させる気でっしゃろ?」
これに木俣様が大きく頷き
「お、さすがに鋭い! まさにそのとおりじゃ」
「やっぱし……で、それっていつでっか?」
露骨に嫌そうな顔を見せる破近。
「十日ばかし先だが……おまえが、そこまで嫌がってる訳がわからん」
「ほなら、言いまんが」
破近、相手に顔を近づけて
「わいって、メッチャ船酔いするんですわ!」
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