表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
784/3502

三十一

 翌朝、まだお天道様が顔を覗かせたばかりの頃。

 襖を挟んですぐ横が廊下である破近、頭をボリボリ掻きながら


「んもう、メッチャうるさいなんか!」

 そんな愚痴を言いながら襖を開いたところ、ちょうど廊下を走っている金治に向かって


「何かあったんでっか?」


 これに相手が息を切らしながら


「鰆屋の奥様が、旦那様のお姿が見えないと!」



「おい、お富! 起きろや!」


 だが、てんで言う事を聞かない女房は


「もうちょっとだけ寝させろや」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ