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十三

 こちらは第二陣の籠


「着きやしたぜ」


 これに中から


「はいよ! うんうん、確かに硫黄の臭いが……」

 姿を現したお富さん


「し、してへんやんか! それに一面雑木林て? なあ、おまえら道間違えたやろ?」


 これに


「いいえ。出る時に、旦那にここへお連れするようにって」


「ほう? そかそか」

 そして、ものごっつい声で



「あのクソガキめがあああ!」


 これに頑張って枝についていた茶色の葉っぱたち全てが、可哀想にも落ち葉へと化してしまった。


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