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四十二
そして次には
「孔雀、具合はどう? その頭の包帯痛々しいけど」
「あ、三つ葉さん。にしたって、まさかあんなでっけえ岩石が上から落ちてくるとは。いや、ホントビックリしましたぜ」
こう言ってくる、これまた髭面の何で孔雀。
そしてやはり、隣で異様に目立ってる月の輪に向かって
「おめえだったら、差し詰め『ブヒー』って鳴いてるだろうよ」
「し、失礼しちゃうわん! これでもさ、あたし……」
「じゃ、お大事にね! 紅い孔雀さん!」
そして次には
「孔雀、具合はどう? その頭の包帯痛々しいけど」
「あ、三つ葉さん。にしたって、まさかあんなでっけえ岩石が上から落ちてくるとは。いや、ホントビックリしましたぜ」
こう言ってくる、これまた髭面の何で孔雀。
そしてやはり、隣で異様に目立ってる月の輪に向かって
「おめえだったら、差し詰め『ブヒー』って鳴いてるだろうよ」
「し、失礼しちゃうわん! これでもさ、あたし……」
「じゃ、お大事にね! 紅い孔雀さん!」
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