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三十四
「性格曲がってるねえ。ほら、見てごらんよ!」
こう言って、縄を月の輪めがけて放った刃亜都
「この里の代物じゃないって事!」
再び屋敷に戻った面々。
すぐに気づいた猿公
「おい獅子丸。何を首傾げてるんだ?」
「ウオオ! ついこの間も、あの辺は調べたはずなんだが……あんな罠なんぞ見かけんかった」
「となると敵さんは、いまだに新たな罠をせっせと作ってるってわけかい」
これに刃亜都、声を上げ
「うっぜえヤツだねえ、ったく!」
「性格曲がってるねえ。ほら、見てごらんよ!」
こう言って、縄を月の輪めがけて放った刃亜都
「この里の代物じゃないって事!」
再び屋敷に戻った面々。
すぐに気づいた猿公
「おい獅子丸。何を首傾げてるんだ?」
「ウオオ! ついこの間も、あの辺は調べたはずなんだが……あんな罠なんぞ見かけんかった」
「となると敵さんは、いまだに新たな罠をせっせと作ってるってわけかい」
これに刃亜都、声を上げ
「うっぜえヤツだねえ、ったく!」
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