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十五
「そ、そうか! さすがに旦那、お目が高いってもんだ!」
だが、そんな相手に向かって
「そう言う猿公殿も、伝説の忍びの『木菟の猿公』さんでつよね?」
「うおお! ちゃ、ちゃんと知ってるヤツがいたとは!」
滅多に言われぬ事に、涙する猿公。だが
「そんな事なんかより、話を聞きたいですう!」
「え? そんな事て。ま、まいいや」
猿公、ここで真顔になり
「蕾、実はな。わしも含め五名が次々と罠にかかって、手負いになり」
「そ、そうか! さすがに旦那、お目が高いってもんだ!」
だが、そんな相手に向かって
「そう言う猿公殿も、伝説の忍びの『木菟の猿公』さんでつよね?」
「うおお! ちゃ、ちゃんと知ってるヤツがいたとは!」
滅多に言われぬ事に、涙する猿公。だが
「そんな事なんかより、話を聞きたいですう!」
「え? そんな事て。ま、まいいや」
猿公、ここで真顔になり
「蕾、実はな。わしも含め五名が次々と罠にかかって、手負いになり」
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