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十四
「大丈夫ですかあ?」
「まあな」
そう弱々しく頷くも、相手が
「ん? その坊主はいってえ?」
そこにご本人自ら
「はじめまして、伊賀の緑丸と言いまつ」
これに猿公が驚き
「い、伊賀の緑丸だってえ?」
そこに種子が
「へえ? やっぱり有名なんだ、このガキンチョって」
「おい種子! 緑丸っていや、神童忍者なんだぞ!」
こう一括した猿公、すぐに
「しかし、確かおめえは公儀隠密では?」
「もう足を洗って、今は破近様の下でやっておりまつ」
「大丈夫ですかあ?」
「まあな」
そう弱々しく頷くも、相手が
「ん? その坊主はいってえ?」
そこにご本人自ら
「はじめまして、伊賀の緑丸と言いまつ」
これに猿公が驚き
「い、伊賀の緑丸だってえ?」
そこに種子が
「へえ? やっぱり有名なんだ、このガキンチョって」
「おい種子! 緑丸っていや、神童忍者なんだぞ!」
こう一括した猿公、すぐに
「しかし、確かおめえは公儀隠密では?」
「もう足を洗って、今は破近様の下でやっておりまつ」
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