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八
この様子を眺めていた種子、ここでポソッと
「いいなあ、いっぱいもらえて」
次に、破近がもう一方の風呂敷を開け
「でな、こっちが蕾のや」
そこから顔を覗かせたのは
「あ、しんぼるちゃん一号二号ですう!」
そんな笑顔の動物好きに向かって
「いまやどっちがどっちかわからへんけどな。とにかく何かあったら、文をこいつの足にくくって空に向かって放つんやで」
早速、鳩に手を伸ばしている蕾
「はい、ご主人様!」
「ちぇっ、いいなあ」
この様子を眺めていた種子、ここでポソッと
「いいなあ、いっぱいもらえて」
次に、破近がもう一方の風呂敷を開け
「でな、こっちが蕾のや」
そこから顔を覗かせたのは
「あ、しんぼるちゃん一号二号ですう!」
そんな笑顔の動物好きに向かって
「いまやどっちがどっちかわからへんけどな。とにかく何かあったら、文をこいつの足にくくって空に向かって放つんやで」
早速、鳩に手を伸ばしている蕾
「はい、ご主人様!」
「ちぇっ、いいなあ」
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