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四十五

 やがて素に戻った破近、今度は大いに喜んでいる。


「こんな有難いお土産は、そうそうないで!」



 その後、何やら作業を行っている一派。そこに奉行所からも


「鈴木様。何が始まるのですか?」


「あ、藤はん! ま、黙って見とき!」

 そして


「これでええわ! ほな、喜助。本館で待機している四人を呼んできてや!」



 不審と不安が入り混じった顔でやってきた、当家の四人。

 そんな彼らに破近


「今から、昨日と同じ行動してもらいますさかいな!」


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