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十八
「お?」
これに、相手が戸棚に目をやって
「しかし、そこも空っぽでして」
「あらら」
「そこで信吉と話している内に、ひょっとして暖炉の中に、と思いまして」
「で、垂れ下がった縄を見つけたわけでんな?」
ここで破近、蕾に
「なあ、ちょっと探ってみてくれんか?」
「ハイ、ご主人様!」
そしてくの一、すぐに暖炉の中へと姿を消してしまった。
それを見たご主人様
「あいつ善良でよかったわ。もし性悪やったら、簡単に人を殺めよるで」
「お?」
これに、相手が戸棚に目をやって
「しかし、そこも空っぽでして」
「あらら」
「そこで信吉と話している内に、ひょっとして暖炉の中に、と思いまして」
「で、垂れ下がった縄を見つけたわけでんな?」
ここで破近、蕾に
「なあ、ちょっと探ってみてくれんか?」
「ハイ、ご主人様!」
そしてくの一、すぐに暖炉の中へと姿を消してしまった。
それを見たご主人様
「あいつ善良でよかったわ。もし性悪やったら、簡単に人を殺めよるで」
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