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 ぬかるみの残る中、泥を跳ねながら窓のところまでやってきた二人。


 先に窓より中を覗いた数馬だったが、何故か一言も発してはこない。

 これに背後より急かす又八


「いってえ、どうしたんで?」


 ようやく返事をした数馬だが、振り向こうともせず


「先生……刺されてる」



「さ、さ、刺さ、って?」


 これに答えず、下にあるこぶし大の石を拾い上げた弟子。すぐにそれで窓を叩き割って部屋の中へと入り、卓に伏している相手の傍に屈み込んだ。


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