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 鋼の間にやってきたお邦。持ってきた皿を、いつものように扉脇の小さき口の中に入れ


「ご主人様。夕食をお持ちしました」


 だが、これまたいつものように、中からは一切の返事もない。



「あ、お邦ちゃん。ご苦労さん」


 労う数馬の横から、奉公人の又八が


「どうせ、返事の一つもなかったろう?」


「はい」


 その時、庭師の信吉が外に目やり


「しかし、えらく雷様がお怒りだ。なあ、又八?」


「ああ。何やら不吉だよな」


 屋敷に住む四名である。


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