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三十七
「早見表、でつか?」
真剣にそれを見ている緑丸。そこに破近
「な、さっきの『おほこほゆ』ってな、何になってる?」
「え? えっと……『お』は『あ』で、『ほ』は『か』で、『こ』は『し』で……ああっ! 赤死館でつ!」
思わず声を上げた緑丸だったが、すぐに
「で、でもこの決まりって?」
「字をな、後ろへ九つだけずらしてみたんや。ま、甚九郎はんの『九』やな!」
さらに確かめている緑丸
「『にこ れ』も『わし の』になってまつ!」
「早見表、でつか?」
真剣にそれを見ている緑丸。そこに破近
「な、さっきの『おほこほゆ』ってな、何になってる?」
「え? えっと……『お』は『あ』で、『ほ』は『か』で、『こ』は『し』で……ああっ! 赤死館でつ!」
思わず声を上げた緑丸だったが、すぐに
「で、でもこの決まりって?」
「字をな、後ろへ九つだけずらしてみたんや。ま、甚九郎はんの『九』やな!」
さらに確かめている緑丸
「『にこ れ』も『わし の』になってまつ!」
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