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三十三
「破近様。こーひーでつ」
「あ、おおきに」
こう言いながらも破近、その青き目を下に向けたまま
「ようわからへんわ」
「さっきの暗号でつね?」
「そやねん、緑丸。あ、でもな、一つだけ気になるとこがあんねん」
「何でつ?」
「なあ、五文字で真っ先に思い浮かぶ言葉って何や?」
これにすぐさま
「いかんせん、でつ」
「へ? やっぱ、子供ながらにもかなり場数踏んでるんやなあ」
相手に同情の目を向けているご主人様
「でな、ここ見てみ」
「破近様。こーひーでつ」
「あ、おおきに」
こう言いながらも破近、その青き目を下に向けたまま
「ようわからへんわ」
「さっきの暗号でつね?」
「そやねん、緑丸。あ、でもな、一つだけ気になるとこがあんねん」
「何でつ?」
「なあ、五文字で真っ先に思い浮かぶ言葉って何や?」
これにすぐさま
「いかんせん、でつ」
「へ? やっぱ、子供ながらにもかなり場数踏んでるんやなあ」
相手に同情の目を向けているご主人様
「でな、ここ見てみ」
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