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二十三
「でな、甚九郎はんって、どんな人やったん?」
「えっと」
これに緑丸、目を天井に向け
「そうでつね。一言で言えば、すごく変わってる人でつ」
「どんな風にや?」
「何かいつも人を騙しては、それを見て笑っておられました」
これを聞いた破近
「ようわかるわ」
ここで再び相手が
「破近様。先ほどの僕の問いなんでつが?」
「ああ……胸にな、小刀が刺さってたんやわ」
「胸に小刀、でつか」
この様子をうかがう破近
「何か思う事あるん?」
「でな、甚九郎はんって、どんな人やったん?」
「えっと」
これに緑丸、目を天井に向け
「そうでつね。一言で言えば、すごく変わってる人でつ」
「どんな風にや?」
「何かいつも人を騙しては、それを見て笑っておられました」
これを聞いた破近
「ようわかるわ」
ここで再び相手が
「破近様。先ほどの僕の問いなんでつが?」
「ああ……胸にな、小刀が刺さってたんやわ」
「胸に小刀、でつか」
この様子をうかがう破近
「何か思う事あるん?」
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