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三
早速、からくり屋敷にやってきたお二人さん
「旦那。こいつが女房から預かってきた鍵です」
それを受け取った破近、上に目やり
「にしても、ようここまで屋敷全体を真っ赤に塗ったもんや! おまけに窓もあらへんし」
そして、すぐに戸にかかっている錠を開けたのだが
「ん? 開かへんし?」
これに喜助も、戸に手をやり
「あらま。これ、中から鍵がかけられてます?」
「そうみたいやな」
頷いてる破近、すぐに相手に向かって
「ほな、頼むわ」
早速、からくり屋敷にやってきたお二人さん
「旦那。こいつが女房から預かってきた鍵です」
それを受け取った破近、上に目やり
「にしても、ようここまで屋敷全体を真っ赤に塗ったもんや! おまけに窓もあらへんし」
そして、すぐに戸にかかっている錠を開けたのだが
「ん? 開かへんし?」
これに喜助も、戸に手をやり
「あらま。これ、中から鍵がかけられてます?」
「そうみたいやな」
頷いてる破近、すぐに相手に向かって
「ほな、頼むわ」
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