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 そしてとりは、このお方である。


「す、すごいですう! 仲間内では、天才少年忍者で通ってますう!」


 そんな驚いている蕾を


「緑丸な。これ、風魔の蕾っちゅうくの一やねん」


「く、くの一さんでつか」

 そしてまたもや深々と頭を下げ


「緑丸でつ。よろしくお願いしまつ」


「お行儀も良いですう!」


 ここで破近


「ちゅうわけで、この緑丸な。ここに住み込みで働いてもらうし」


 公儀隠密より転職をした緑丸。幼きながらも


「第二の人生でつね!」


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