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 続いてやってきた朝太郎親分


「ほう、緑丸って言うんですかい? 確かに、緑の着物がよく似合いますな」

 こう言って、その目をじっと見つめた後


「こら、旦那。若いながらもかなりの修羅場をくぐってきた、そんな目ですな」


「さすがに、朝ちゃんやわ!」

 笑顔の破近、緑丸に向かって


「この人、実は鬼霧朝太郎っちゅう親分さんやねん」


 これに、目を丸くしている緑丸


「し、知ってまつ! 泣く子も黙るという、閻魔様の五倍は恐ろしいという」


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