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十六

 はたして、隣の部屋の灯りが消えるのを襖の隙間から感じた喜助


「じゃあ、こっちも」


 そう言って部屋の行灯を消し、辺りは暗闇と化してしまった。

 だが、ここからが勝負だった。次の交代は午前の八つ(二時)、そこまで起きていられるのかどうか……である。


 一方の廊下にいる桐山青年。こちらも晩飯を食べた後、五つ半(九時)に襖をほんの少しだけ開け、中を確認していた。

 こちら側から見えるのは、机に向っている主人の背中である。


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