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四十八
「で、場所や。銀橋に、戻り橋に、泪橋と」
そして最後に
「他に留意すべき点は、まずは何と言っても半年前の出来事や。そして下手人は少なくとも男二人、これやな。で、後は何やろ?」
ここで傍らの、昨年来借りっぱなしである事件簿に目を通す破近
「氏名、年齢、職業……あ、住所かいな! ほな、早速蕾にでも調べさせよか」
「……こんなとこですう」
「おおきに」
蕾の話を聞いた破近、すぐに一枚の紙を卓上に置き
「ほな、書き込むわ」
「で、場所や。銀橋に、戻り橋に、泪橋と」
そして最後に
「他に留意すべき点は、まずは何と言っても半年前の出来事や。そして下手人は少なくとも男二人、これやな。で、後は何やろ?」
ここで傍らの、昨年来借りっぱなしである事件簿に目を通す破近
「氏名、年齢、職業……あ、住所かいな! ほな、早速蕾にでも調べさせよか」
「……こんなとこですう」
「おおきに」
蕾の話を聞いた破近、すぐに一枚の紙を卓上に置き
「ほな、書き込むわ」
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