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四十七
その後自宅に戻り、何やら書きものをしている破近
「まずは名前や」
こう言って、紙に書き込み
「お美津、道三郎、義兵衛、そして橘はんと……で、次は年と職やな」
今度は、各自の名の下にそれらを連ね
「十七で和服問屋、三十路半ばで寺子屋、七十五で隠居に、おそらく四十前後の北町の吟味方や……確かにバラバラや。で、お次は時や。元旦、三日、五日に……おっと、橘はんはまだ生きてるがな」
つい、のり突っ込みをしている大坂人。
その後自宅に戻り、何やら書きものをしている破近
「まずは名前や」
こう言って、紙に書き込み
「お美津、道三郎、義兵衛、そして橘はんと……で、次は年と職やな」
今度は、各自の名の下にそれらを連ね
「十七で和服問屋、三十路半ばで寺子屋、七十五で隠居に、おそらく四十前後の北町の吟味方や……確かにバラバラや。で、お次は時や。元旦、三日、五日に……おっと、橘はんはまだ生きてるがな」
つい、のり突っ込みをしている大坂人。
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