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十五
早速主人の隣の部屋に陣取った喜助、襖を少しだけ開け
「うんうん。何やら真剣に書きものをやってるな」
そこに見えるのは、又兵衛の横顔である。
午後の五つ(八時)、お夏が持ってきてくれた晩飯を綺麗に平らげた喜助
「ああ、旨かった! ん?」
この時、隣の部屋から漂ってくる匂いに鼻を動かし
「あ、煙草か。持病を患ってるのに、ダメじゃん」
そして四つ半(十一時)、隣の部屋から何やらゴソゴソと
「ん? そろそろ寝るつもりかな?」
早速主人の隣の部屋に陣取った喜助、襖を少しだけ開け
「うんうん。何やら真剣に書きものをやってるな」
そこに見えるのは、又兵衛の横顔である。
午後の五つ(八時)、お夏が持ってきてくれた晩飯を綺麗に平らげた喜助
「ああ、旨かった! ん?」
この時、隣の部屋から漂ってくる匂いに鼻を動かし
「あ、煙草か。持病を患ってるのに、ダメじゃん」
そして四つ半(十一時)、隣の部屋から何やらゴソゴソと
「ん? そろそろ寝るつもりかな?」
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