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三十七
「ホンマやな。どっちも四番目の人物を捜してるとはな」
ここで蕾が
「やっぱりい、共通点を見つけるのが早いですう」
それに喜助も頷き
「そうそう。今わかってるのは、半年前に何かが起こった事と橋のたもと……でも、これだけじゃなあ」
「吟味方も絡んできましたあ」
この時
「悪いけんど待っててくれへん?」
そう言って、おもむろに立ち上がった破近。
「あれ? どちらまで?」
「ああ、喜助。ちょっとばかり、木俣はんに会ってくるわ」
「ホンマやな。どっちも四番目の人物を捜してるとはな」
ここで蕾が
「やっぱりい、共通点を見つけるのが早いですう」
それに喜助も頷き
「そうそう。今わかってるのは、半年前に何かが起こった事と橋のたもと……でも、これだけじゃなあ」
「吟味方も絡んできましたあ」
この時
「悪いけんど待っててくれへん?」
そう言って、おもむろに立ち上がった破近。
「あれ? どちらまで?」
「ああ、喜助。ちょっとばかり、木俣はんに会ってくるわ」
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