表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
414/3502

三十三

 その瞬間、蕾の脳裏には


「ムムム? ひょっとしたら、姐さんの家?」


 そう言うや否や、慌てて外へと飛び出した。


 

「さあて、店じまいだ」

 屋台を片付け始めた主人


「今夜も冷えるなあ……って、あれ?」


 遠くより血相を変えて走り寄ってくる蕾を見て


「おーい! 一体どうしたんだあ?」


「ん?」

 これに、相手の前で音を立てて急停止した蕾


「あ、こんばんはですう。じゃあ、失礼しますう」


「何慌ててるんだ? 旦那なら、もうとっくに帰ったよ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ