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三十一
「誠にご無礼つかまつりました」
こう、いきなり頭を下げてきた男だったが
「阿呆か! 謝って済む問題ちゃうやろ!」
怒る破近、さらに
「腹の虫が収まらへんから、訳くらい聞かせ!」
だが、頷き合って背を向けた二人
「では失礼」
「ちょ、ちょっと待たんかい!」
そして、そのまま部屋を出ようとしたところ
「こんな寒いとこに放ったらかされてみ? つららになってまうで!」
これに一瞬動きが止まった二人だが、すぐに出て行ってしまった。
「誠にご無礼つかまつりました」
こう、いきなり頭を下げてきた男だったが
「阿呆か! 謝って済む問題ちゃうやろ!」
怒る破近、さらに
「腹の虫が収まらへんから、訳くらい聞かせ!」
だが、頷き合って背を向けた二人
「では失礼」
「ちょ、ちょっと待たんかい!」
そして、そのまま部屋を出ようとしたところ
「こんな寒いとこに放ったらかされてみ? つららになってまうで!」
これに一瞬動きが止まった二人だが、すぐに出て行ってしまった。
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