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二十
「じゃ、旦那。共通点は、半年前に何かがあったって事ですね?」
これに頷く破近
「確かに、そこだけやな。年も十七に三十路半ば。それに働いてた先も、宝町と錦町とちゃうしな」
ここで、親分から事の成り行きを聞かされていた蕾が
「お二人とも、橋のたもとで見つかってますう」
「な、何やて?」
驚く破近、少々考え
「道三郎って暮れから姿を消してるのに、見つかったんは今日や……ちゃう場所で殺され、わざわざ運ばれたんやろか?」
「じゃ、旦那。共通点は、半年前に何かがあったって事ですね?」
これに頷く破近
「確かに、そこだけやな。年も十七に三十路半ば。それに働いてた先も、宝町と錦町とちゃうしな」
ここで、親分から事の成り行きを聞かされていた蕾が
「お二人とも、橋のたもとで見つかってますう」
「な、何やて?」
驚く破近、少々考え
「道三郎って暮れから姿を消してるのに、見つかったんは今日や……ちゃう場所で殺され、わざわざ運ばれたんやろか?」
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