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三十四
「まだ、毒残ってるんやろ? ほら、渡しや」
「あ、はい。ここに」
着物のたもとから取り出された小さな包み紙、お信、それを素早く口に――だが
「ぱっこーん!」
いきなりの蕾の手刀にて叩き落されてしまった。
「あ」
「お信ちゃんって、やっぱり馬鹿ですう!」
「ば、馬鹿……」
「だってえ。そんな事しても、お姉さんが喜ぶわけがないですう!」
「え?」
「いい事言うじゃないさ!」
そんな姐さんも娘に
「ちゃんと罪の償いをしなさいな」
「まだ、毒残ってるんやろ? ほら、渡しや」
「あ、はい。ここに」
着物のたもとから取り出された小さな包み紙、お信、それを素早く口に――だが
「ぱっこーん!」
いきなりの蕾の手刀にて叩き落されてしまった。
「あ」
「お信ちゃんって、やっぱり馬鹿ですう!」
「ば、馬鹿……」
「だってえ。そんな事しても、お姉さんが喜ぶわけがないですう!」
「え?」
「いい事言うじゃないさ!」
そんな姐さんも娘に
「ちゃんと罪の償いをしなさいな」
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