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十一
「大丈夫ですぅ、ご主人様! まだまだ老い込む年じゃないですからぁ」
人手不足により、唯一の終日勤務なのだ。
そして、その時姿を現したのが
「鈴木様、遅くなりました!」
「お、桐やん! 待っとったで!」
これに相手が
「是非、科学的お調べをこの目で見たく」
「ええ、心がけやわ。何せ日々進歩しとるさかいな。ま、いずれ人様も」
そう言いながら破近、夜空に浮かぶまんまるの月を見上げ
「あそこでな、ウサギと餅をついてるはずやし」
「大丈夫ですぅ、ご主人様! まだまだ老い込む年じゃないですからぁ」
人手不足により、唯一の終日勤務なのだ。
そして、その時姿を現したのが
「鈴木様、遅くなりました!」
「お、桐やん! 待っとったで!」
これに相手が
「是非、科学的お調べをこの目で見たく」
「ええ、心がけやわ。何せ日々進歩しとるさかいな。ま、いずれ人様も」
そう言いながら破近、夜空に浮かぶまんまるの月を見上げ
「あそこでな、ウサギと餅をついてるはずやし」
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