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八
部屋が全て個室になっている店。その一つに案内された破近、中に目をやると
「こいつかいな? どれどれ」
そう言いながら、卓に伏している男に手を触れたところ
「確かに死んでるわ。で、何か飲まされたんやな」
「飲まされたって?」
声を上げた喜助に
「おまえは玄関や! そして蕾、おまえは裏で誰も外へ出さんように見張っとき!」
これに慌てて部屋を出て行った二人。
そこに、青ざめている店の主人が
「す、鈴木様。ど、どうしたら……」
部屋が全て個室になっている店。その一つに案内された破近、中に目をやると
「こいつかいな? どれどれ」
そう言いながら、卓に伏している男に手を触れたところ
「確かに死んでるわ。で、何か飲まされたんやな」
「飲まされたって?」
声を上げた喜助に
「おまえは玄関や! そして蕾、おまえは裏で誰も外へ出さんように見張っとき!」
これに慌てて部屋を出て行った二人。
そこに、青ざめている店の主人が
「す、鈴木様。ど、どうしたら……」
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