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七十七
慌てふためき、外へと飛び出した二匹。
「もうすっかりい、目をつけられてますう」
「すみませんでつ。十分に気をつけたつもりでつが……やはり雰囲気は隠せないものでつね」
「はああ? キミらしくない、生意気な言葉ですう」
「あ、どもでつ」
軽く頭を下げた少年だったが
「それにしても、あのお爺さんこそ只者ではないでつ」
「確かに、あなど……ん? あどなれ? あどれなりん?」
「どんどん遠ざかってまつ。侮れないでつね」
慌てふためき、外へと飛び出した二匹。
「もうすっかりい、目をつけられてますう」
「すみませんでつ。十分に気をつけたつもりでつが……やはり雰囲気は隠せないものでつね」
「はああ? キミらしくない、生意気な言葉ですう」
「あ、どもでつ」
軽く頭を下げた少年だったが
「それにしても、あのお爺さんこそ只者ではないでつ」
「確かに、あなど……ん? あどなれ? あどれなりん?」
「どんどん遠ざかってまつ。侮れないでつね」
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