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七十五

 すでに小前田家の天井裏に潜んでいる二匹の忍び。

 無論玄人プロゆえ、気配はミジンも感じさせない。

 して、その眼下には


(四人が勢揃いしてますう)


(細魚、浅利、蜆は初見でつね)


 読唇術で会話をしている――だが誰とも一言も発せず、唯唯飯を食らっているだけ。

 これに、短気なくの一


(んもう。我米良で炙り出しますよお!)


(駄目でつって。姐さんとの約束でつよ!)


と、このとき両手を合わせた弥太爺が


「向こうに来ておる小僧じゃが」

 


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