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六十七
許しをもらって、お滝さんの亡きがらを調べている少年。
「どこから見たって、小型破近だねえ」
とは感心している姐さんだったが、無論違う点もある。
「着物のあちこちが、破れたり裂かれたりしてまつが」
「確かに酷いね」
「この背中の所だけ、他とは違って切れ口が鋭いでつ」
それを聞き、近寄ってきた姐さん
「あ、確かに」
「それで、着物の下の背を見てもらえないでつか?」
「ん? ああ、了解……そこんとこは、さすがに少年だねえ」
許しをもらって、お滝さんの亡きがらを調べている少年。
「どこから見たって、小型破近だねえ」
とは感心している姐さんだったが、無論違う点もある。
「着物のあちこちが、破れたり裂かれたりしてまつが」
「確かに酷いね」
「この背中の所だけ、他とは違って切れ口が鋭いでつ」
それを聞き、近寄ってきた姐さん
「あ、確かに」
「それで、着物の下の背を見てもらえないでつか?」
「ん? ああ、了解……そこんとこは、さすがに少年だねえ」
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